【9月19日 AFP】米国のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領と大統領選の民主党候補ジョー・バイデン(Joe Biden)前副大統領は18日、激戦州であるミネソタ州を訪問した。

 バイデン氏は、新型コロナウイルスの感染を避けるため自主隔離を続けてきたが、17日にはペンシルベニア州でCNN主催の対話集会に出席。18日にはミネソタ州ダルース(Duluth)にある労働組合の施設を訪問した。

 バイデン氏は、民主党の長年の地盤ながら前回2016年の大統領選でトランプ氏を支持したダルースの炭鉱労働者らを前に、新型コロナ大流行へのトランプ氏の対応を非難した。

 一方のトランプ氏は、15日にはABC主催の対話集会に参加。18日はミネソタ州北部の小さな町ベミジ(Bemidji)を訪問した。

 ミネソタ州は歴史的に民主党の支持基盤。2016年の大統領選では同党候補のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏が制したもののトランプ氏と差は2ポイントにも満たなかった。

 米調査会社モーニング・コンサルト(Morning Consult)の最新の世論調査では、バイデン氏の支持率が48%、トランプ氏が44%だった。現在は複数の世論調査でバイデン氏がリードしているが、トランプ氏は覆すことができると考えている。(c)AFP