【9月19日 AFP】20-21ドイツ・ブンデスリーガ1部は18日、第1節が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は8-0という歴史的スコアでシャルケ04(Schalke04)を粉砕。イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)から移籍後初得点を記録したリロイ・ザネ(Leroy Sane)は、昨季すべてを勝ち取ったチームはもっと多くのタイトルを求めていると話した。

 ゴールラッシュとなった本拠地アリアンツ・アレーナ(Allianz Arena)で、1得点に加えハットトリックを記録したサージ・ナブリー(Serge Gnabry)に二つのアシストを提供したザネは、「昨季3冠を達成したが、チームは今も飢えている。最初のホームゲームで8-0は最高の結果」とコメントした。

 昨季は序盤に膝の十字靱帯(じんたい)を損傷し、ほぼシーズンを棒に振ったザネは、「やっとここの選手と一緒にプレーできて本当にうれしい。多くのゴールが生まれて素晴らしい日になった」と喜んだ。

 わずか26日前に欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)を制覇したバイエルンは、昨季から続く連勝を22試合に伸ばした。

 バイエルンで取締役を務める元主将のオリバー・カーン(Oliver Kahn)氏は、「昨シーズンのパフォーマンスを足場にチームをうまく築いている。驚異的だ」と称賛した。

 ブンデスリーガ開幕戦の最多得点記録を更新したバイエルンは、5週間前にチャンピオンズリーグ準々決勝でFCバルセロナ(FC Barcelona)に8-2で勝利している。

 レオン・ゴレツカ(Leon Goretzka)、トーマス・ミュラー(Thomas Muller)、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)もスコアシートに名を連ねたバイエルンは、最後にイングランドの年代別代表で17歳のジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)が途中出場から8点目をマークし、リーグ戦におけるクラブ史上最年少の得点者となった。(c)AFP