【9月19日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間18日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は94万6727人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも3021万8930人の感染が確認され、少なくとも2034万6800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 17日には世界全体で新たに5279人の死亡と30万1608人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1174人。次いで米国(928人)、ブラジル(829人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに19万7655人が死亡、667万6410人が感染し、少なくとも254万334人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は13万4935人、感染者数は445万5386人。以降はインド(死者8万4372人、感染者521万4677人)、メキシコ(死者7万2179人、感染者68万4113人)、英国(死者4万1705人、感染者38万1614人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの94人。次いでベルギー(86人)、スペイン(65人)、ボリビア(64人)、チリ(64人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5255人、回復者数は8万455人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が31万8527人(感染855万5668人)、欧州が22万4024人(感染471万4903人)、米国・カナダが20万6893人(感染681万6949人)、アジアが12万1567人(感染696万2536人)、中東が4万1399人(感染175万3986人)、アフリカが3万3416人(感染138万3958人)、オセアニアが901人(感染3万937人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP