【9月20日 Xinhua News】中国の青海チベット高原でこのほど、中国科学院瀋陽自動化研究所が開発した自律飛行ロボット「雲雀(ヒバリ)」による氷河や湖の環境調査が実施された。中国が独自に開発したロボットで高標高域の調査が行われるのは今回が初めて。

 雲雀は自律的な離着陸と動的・静的障害物の回避、地形に合わせた飛行の調整が可能で、事前に設定されたルートに沿って飛ぶ。酸素が薄く強風の干渉を受ける青蔵高原の厳しい環境下でも、重さ5キロの機器を搭載し、標高6千メートルで約30分間飛行する能力を持つ。(c)Xinhua News/AFPBB News