【9月18日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)社長は17日、スペイン代表MFティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)の移籍について、イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)と合意したと明かした。

 独紙ビルト(Bild)に「FCバイエルンがついにリバプールFCと合意に達したことを認める」「キャリアが終わる前にもう一度新しいことをしたいというのはティアゴの大願だった」と語った。

 ティアゴはバイエルンとの契約をあと1年残しており、リバプールは獲得に移籍金2000万ポンド(約27億円)と追加のボーナスを支払うことになるとみられている。

 ティアゴは2013年にスペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)からバイエルンに加入し、チームがパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)を破った先月の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)決勝でも重要な役割を担った。

 今回の移籍に関しては、バルセロナ行きがうわさされているリバプールのオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥム(Georginio Wijnaldum)の去就が不透明だったことで停滞していたと伝えられているが、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)もティアゴとの契約を目指していると報じられる中で、ついにリバプールが獲得を決めた。(c)AFP