【9月18日 AFP】伝説的ギタリスト、ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)は50年前のきょう、27歳の若さでこの世を去った。

 ヘンドリックスは米シアトル(Seattle)生まれだが、本格的に音楽活動を始めたのは英国で、その過激なギタープレーは1960年代の音楽シーンを席巻した。

 ヘンドリックスはかつて、英ロンドン市内メイフェア(Mayfair)地区にある23ブルック・ストリートの部屋に住んでいた。この部屋は現在ミュージアムとなっていて、ヘンドリックスの音楽的遺産に加え、英国での暮らしぶりを垣間見ることのできる貴重な場所となっている。

 ここでの滞在期間は1968年から1969年で、当時恋人だったキャシー・エッチンガム(Kathy Etchingham)さんと一緒に暮らしていた。その後、エッチンガムさんと別れ、米国に活動の場を移す際に、自身の所有物を売るか捨てるかするようマネジャーに指示していたという。

 そして1年後の1970年9月18日、ヘンドリックスはアルコールと薬物を摂取した後、ロンドン西部のホテルで遺体で発見された。

 ヘンドリックスの代表曲には、「ヘイ・ジョー(Hey Joe)」や「紫のけむり(Purple Haze)」などがある他、ボブ・ディラン(Bob Dylan)作曲の「ウォッチタワー(All Along the Watchtower)」の演奏も有名だ。(c)AFP/Sylvain PEUCHMAURD