【9月18日 AFP】ウガンダで16日、受刑者約200人が刑務官をねじ伏せ、武器を奪って脱獄した。追跡時の銃撃戦で4人が死亡した。刑務所の広報が17日、明らかにした。

 脱獄が起きたのは、首都カンパラから460キロ離れた東部モロト(Moroto)県にある政府運営の刑務所。

 受刑者らは武器庫から銃を奪い、警察官や兵士、ヘリコプターの追跡する中、近隣の山々に逃れた。

 刑務所の広報によると、受刑者らがモロト山(Mount Moroto)に向かって逃げる際に発生した銃撃戦で、受刑者と兵士1人ずつが死亡した。山吹色の囚人服を脱ぎ捨て、半裸になった受刑者もいたという。

 17日にも空と地上から追跡を実施。受刑者2人が死亡した。

 同広報によると、ウガンダの刑務所で脱獄が起きることは「めったにない」という。(c)AFP