【9月17日 Xinhua News】世界初となる第5世代移動通信システム(5G)対応の縦折り型スマートフォン「Motorola Razr 5G」の生産が10日、中国湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)で正式に始まった。中国のパソコン大手、聯想集団(レノボ・グループ)の武漢産業基地で製造され、約160カ国・地域に出荷される。

 世界有数の先進的な工場がある産業基地には、5G対応の「画期的な生産ライン」があり、携帯電話の組み立て、試験、検品の過程を統合し、フレキシブルな調整が可能な製造工程で効率的に製品を生産できるようになっている。

 5G技術を利用することで、ローカルデータの収集・管理が実現できる。ビッグデータと人工知能(AI)によって、製造はコンピュータ化された最適な状態で行われ、品質と安全性が確保されている。(c)Xinhua News/AFPBB News