【9月17日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間16日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は93万6095人に増加した。

【図解】新型コロナ、重症患者治療における進歩と期待

 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2963万3590人の感染が確認され、少なくとも1978万7400人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 15日には世界全体で新たに6257人の死亡と29万6401人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1290人。次いで米国(1250人)、ブラジル(1113人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに19万5961人が死亡、660万6674人が感染し、少なくとも249万5127人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は13万3119人、感染者数は438万2263人。以降はインド(死者8万2066人、感染者502万359人)、メキシコ(死者7万1678人、感染者67万6487人)、英国(死者4万1664人、感染者37万4228人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの94人。次いでベルギー(86人)、スペイン(64人)、ボリビア(64人)、チリ(63人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5214人、回復者数は8万437人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が31万4495人(感染840万3067人)、欧州が22万2734人(感染461万4184人)、米国・カナダが20万5187人(感染674万5229人)、アジアが11万8964人(感染674万9832人)、中東が4万771人(感染172万2231人)、アフリカが3万3066人(感染136万8342人)、オセアニアが878人(感染3万713人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP