【9月18日 Xinhua News】中国不動産研究機関の貝殻研究院がこのほど発表した研究報告書によると、北京市の消費者が買い換えた住宅の不動産価格と専有面積は、いずれも買い換え前より増加したことが分かった。1~8月の同市の住宅買い替えデータ4万件余りを元に、住宅買い替え市場の変化と消費者の好みを分析した同報告書によると、買い替えた住宅の平均価格は588万元(1元=約16円)で、買い替え前より116万元上昇した。平均専有面積は96平方メートルで、18平方メートル増え、居住スペースに大きな改善が見られた。

 専有面積90平方メートル以上の住宅の割合は44・9%で、2年前を2・5ポイント上回った。築年数は10年以内が14・8%で、2年前を2・8ポイント上回った。1カ月の管理費が1平方メートル当たり2元を超えた住宅は50%で、2年前を2・7ポイント上回った。買い替え後の住宅が狭くなったのは3割超、築年数が古くなったのは4割超、立地が市中心地から遠くなったのは2割超だった。(c)Xinhua News/AFPBB News