【9月17日 Xinhua News】中国国家知識産権(知的財産権)局知識産権発展研究センターは14日、「2019年中国知的財産権発展状況評価報告」を発表した。それによると、全国知的財産権総合発展指数が2010年の100から19年には279・2に上昇し、総合発展の成果が顕著で、知的財産権の創造、保護、運用など「全チェーン」の発展水準が大幅に上昇した。

 報告は次のように述べている。中国の知的財産権保護の成果は社会から広く認められている。2010年から19年にかけ知的財産権の創造が急速に進み、創造の質と効率が着実に向上し、知的財産権運用の効果がますます顕著になり、経済・社会の発展を力強く促している。2018年、中国の特許集約型産業の付加価値額は10兆7千億元(1元=約16円)に達し、国内総生産(GDP)の11・6%を占め、著作権産業の付加価値額はGDPの7・37%を占めた。

 同センターは2012年から中国知的財産権発展状況評価の研究に取り組み、毎年評価結果を公表している。国、地域の知的財産権発展の時空的差異を反映し、国の知的財産権戦略実施と知的財産権強国建設の政策決定に参考となる資料を提供することを目的としている。(c)Xinhua News/AFPBB News