【9月15日 Xinhua News】中国内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)烏海市(Wuhai)と青海省(Qinghai)ゴロク・チベット族自治州瑪沁県を結ぶ烏瑪高速道路の建設工事が、寧夏回族自治区(Ningxia Hui Autonomous Region)の青銅峡-中衛区間で急ピッチで進んでいる。うちトングリ砂漠を通過する18キロは、同自治区で初めて砂漠に建設される高速道路となっている。

 砂漠の自然環境は厳しく、砂ぼこりが巻き上がり、至る所に高さ10メートルを超える流動砂丘がある。重機が行き交う工事現場には建設作業員のほか、緑化を担う人たちがおり、砂の移動を防ぐ作業に励んでいる。道路の両側では、砂が風に吹かれて路面に積もるのを極力抑えるため、風上側と風下側にそれぞれ幅200メートルと100メートルの防砂堤を設置している。(c)Xinhua News/AFPBB News