【9月15日 Xinhua News】中国重慶市(Chongqing)南岸区の珊瑚初級中学(中学校)はここ数年、「スマート教室」システムの導入、データや資料を蓄積するライブラリ構築の加速、試験問題の作成と採点の電子化、個々の生徒に合わせた学習手引書の作成などを通して、スマート学校の建設推進に力を入れている。教師は授業前に生徒の予習状況を把握した上で教育方針を決定し、教室では生徒との交流で授業を活性化。授業後は宿題への取り組みを追跡したり、統計を取ったりすることもできる。短時間でも的確な指導が可能となるため、教育の質と学習効果の向上が促進される。

 同校では2018年9月以降、システムを利用した授業が累計1万7904回行われ、教師と生徒のやりとりは8257回、出された宿題は1306回、提出された宿題の数は5万9707となった。(c)Xinhua News/AFPBB News