【9月15日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間14日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は92万4968人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2906万1830人の感染が確認され、少なくとも1933万4000人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 13日には世界全体で新たに3844人の死亡と25万3832人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1136人。次いで米国(494人)、ブラジル(415人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに19万4081人が死亡、652万235人が感染し、少なくとも245万1406人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は13万1625人、感染者数は433万455人。以降はインド(死者7万9722人、感染者484万6427人)、メキシコ(死者7万821人、感染者66万8381人)、英国(死者4万1628人、感染者36万8504人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの93人。次いでベルギー(86人)、スペイン(64人)、ボリビア(63人)、チリ(63人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5194人、回復者数は8万415人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が31万597人(感染828万2745人)、欧州が22万1352人(感染449万5833人)、米国・カナダが20万3292人(感染665万6859人)、アジアが11万6093人(感染655万3850人)、中東が4万141人(感染168万6419人)、アフリカが3万2616人(感染135万5521人)、オセアニアが877人(感染3万604人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP