【9月20日 CGTN Japanese】浙江省(Zhejiang)にある「滕頭村(Tengtou)振興学院」は、滕頭村が村を挙げて全国に向け農村部振興人材を育成する大学です。同学院は省内の農村部振興モデル村に指定された83の村と連携し、成功した経験を90以上のカリキュラムに盛り込み、教育現場やフォローアップなどを通じて、他の地区の発展に役立てています。

 去年、湖南省(Hunan)新田県(Xintian)から村の幹部が同学院に派遣され、2カ月間の養成を受けました。幹部は、各自の村に合った農業合作社や特色ある野菜ブランド作りなど、新たな考え方を各村に持ち帰りました。

 ここ数日、同学院の専門家数人が新田県を訪れ、貧困村とされる烏下村(Wuxia)をフォローアップしています。

 これまでに、滕頭村振興学院は湖南省や河北省(Hebei)など十数の省・直轄市に向け、貧困扶助協力をはじめとする研修を70回以上開催し、受講者は3000人を上回っています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News