【9月13日 AFP】独スポーツ用品大手プーマ(Puma)は12日、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)とスポンサー契約を結んだと発表した。同選手は2週間前、15年に及んだ米スポーツ用品大手ナイキ(Nike)との契約を解除していた。

【写真】ネイマールのビフォーアフター

 プーマは、同社の服に身を包んだネイマールの写真を投稿し、「ファミリーへようこそ。@neymarjr #KingIsBack」とツイートした。

 ブラジル代表のネイマール本人も、自身がプーマの広告塔としての新たな役割に就いたことをソーシャルメディアで明かし、「ペレ(Pele)、(ヨハン・)クライフ(Johann Cruyff)、エウゼビオ(Eusebio da Silava Ferreira)、(ディエゴ・)マラドーナ(Diego Maradona)といった伝説的なサッカー選手のビデオを見て育った」「そうした意味で、サッカー界最大のレジェンドをつくりあげる手助けをしたブランドときょうから一緒にやれるのは光栄だ」と語った。

 契約の期間や金額といった詳細については、ネイマールとプーマともに明かしていない。

 28歳のネイマールは、13歳の頃からスポンサーを務めていたナイキとの契約が終了して以来、プーマとサインを交わすのではないかと臆測が広がっていた。ナイキとの契約は11年総額1億500万ドル(約111億円)だったとされている。

 ネイマールはバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に敗れた欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)決勝後、スペイン・イビサ(Ibiza)島での休暇中に新型コロナウイルス検査で陽性となり、10日に行われたPSGのリーグ開幕戦を欠場していた。

 しかしPSGを率いるトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督はこの日、同選手が隔離期間を終え、13日に行われるオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)戦のメンバーに復帰したと発表している。(c)AFP