【9月12日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間12日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は91万6372人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2853万4330人の感染が確認され、少なくとも1901万6500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 11日には世界全体で新たに6012人の死亡と31万6377人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1289人。次いでインド(1201人)、ブラジル(874人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに19万3016人が死亡、644万5800人が感染し、少なくとも241万7878人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は13万396人、感染者数は428万2164人。以降はインド(死者7万7472人、感染者465万9984人)、メキシコ(死者7万183人、感染者65万8299人)、英国(死者4万1614人、感染者36万1677人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの92人。次いでベルギー(86人)、スペイン(64人)、ボリビア(62人)、チリ(62人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5174人、回復者数は8万386人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が30万7425人(感染815万5411人)、欧州が22万762人(感染443万3231人)、米国・カナダが20万2222人(感染658万1156人)、アジアが11万3177人(感染633万9527人)、中東が3万9576人(感染165万3351人)、アフリカが3万2353人(感染134万1140人)、オセアニアが857人(感染3万515人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP