【9月12日 AFP】イングランド・プレミアリーグのリバプール(Liverpool FC)やマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)への移籍がうわさされているドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のMFティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)が11日、新シーズンへ向けたチームの全体練習初日に参加した。

 契約が残り1年となる中で、ティアゴは欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2019-20)王者バイエルンとの延長交渉が止まっており、プレミアの2クラブへの移籍が取り沙汰されている。

 クラブの上層部は、バイエルンで7年を過ごした29歳のティアゴに「新しい挑戦」をしたいと伝えられたと話しているが、ティアゴ本人は前週、「退団したいとは一度も言っていない」と発言している。

 王者バイエルンは18日、ホームでシャルケ04(Schalke04)とのリーグ開幕戦に臨むが、ティアゴの他にも去就が不透明な選手が何人かおり、DFダビド・アラバ(David Alaba)もこの日の練習には参加したが、契約延長の交渉が停滞している。

 チームを率いるハンジ・フリック(Hansi Flick)監督は先日、現在の不確実な状況の中で計画を立てるのは「簡単ではない」と認めていたが、レギュラーのティアゴとアラバがチームにいる限りは「彼らを入れてプランを立てる」とコメントした。(c)AFP