【9月11日 People’s Daily】中国教育部の責任者は8月27日の記者会見で「秋の始業、秋冬季の防疫活動を合理的に計画し、準備することは、全国の教育界の最も重要な任務だ。教育部としては安全かつ正常、全面的な始業を要求する」と述べた。

 各地の小中学校、幼稚園は9月1日前後に始業する。これは例年とほぼ同じだ。高校(大学や高等専門学校など)は新入生かどうか、あるいは学年、地域によって異なり、8月下旬から9月までに始業する。

「3億人近い教師、児童・生徒らが学校に戻ってくる。特に高校の再開で1000万人以上の教師・児童・生徒が地域を越えて移動し、感染のリスクが高まる」と語るのは、教育部体育衛生・芸術教育司の王登峰(Wang Dengfeng)司長。

 教育分野の防疫状況には以下のような特徴がある。すなわち、感染源が海外から入ってくるリスクは不断に高まっている。海外から入ってきて国内に潜伏している感染源、あるいは国内に残存していた可能性のある感染源によって感染するリスクも引き続き存在している。秋冬季はいろいろな呼吸器感染症が多発する季節であり、これにより新型コロナウイルス感染症の早期発見が難しくなる。

 王司長は、学校で感染症が発生した場合の対応マニュアルを制定し、訓練しなければならないと強調した。発生した場合には、すぐに隔離、報告し、影響を最低限に抑え込むことが必要だと王司長。教育部として学校に対し、「間隔を1メートルあける」や頻繁な手洗い、取り箸の使用などを実践するよう指導していくという。

 新型コロナの流行期、オンライン教育が「休校しても学習は続ける」状況を支えた。

 教育部は現在、90の試験区を確定し、オンライン学習とオフライン学習の融合について積極的に探究する方針だ。教育部はさらに、中国教育テレビ局に対し、52の貧困県の1万2000近い教室に衛星放送受信設備を設置するよう指示した。

 王司長は、新学期が始まったあと、オンライン学習の時間を規制しなければならないと述べた。原則として小学校では2時間を超えず、初級中学(中学)では3時間、高級中学(高校)では4時間を超えないよう求めた。王司長はその一方で、小中児童・生徒に対して授業以外に毎日少なくとも1時間を戸外活動、体育にあてるよう要求、目の健康に気をつけるよう呼びかけた。(c)People's Daily/AFPBB News