【9月13日 CGTN Japanese】天安門(Tiananmen)広場の東側に位置する国家博物館が7日に発売した2種のアイスが人気を集めています。いずれも文化財をかたどったアイスで、原型になったのは一つが表情豊かな芸人が脇に抱える鼓をたたきながら歌い踊る陶人形(説唱俑)、もう一つは金や銀で施された雲の模様がある青銅のサイ(雲紋犀尊)です。いずれも広く親しまれている文化財で、館のスタッフによると、売れ行き好調とのことです。「説唱俑アイス」はチョコレート味、「雲紋犀尊アイス」は抹茶味です。

 この文化財2点はいずれも約2000年前の漢の時代のもので、楽しそうな表情を浮かべている「撃鼓説唱俑」は1957年に、四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)天回山で出土しました。「錯金銀雲紋青銅犀尊」は陝西省(Shaanxi)興平県(Xingping)豆馬村での1963年の出土品で、酒宴での器として使われていたとされています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News