【9月11日 AFP】(更新、写真追加)英国は11日、日本と自由貿易協定締結で合意したと発表した。英国にとっては、欧州連合(EU)離脱(ブレグジット、Brexit)後に初めて結ばれる主要な協定となる。

 国際貿易省は声明で「英国は日本との自由貿易協定を確固たるものにした」と発表し、「これはわが国が独立した貿易国となって初の主要な貿易協定となり、対日貿易は推定152億ポンド(約2兆800億円)規模の増加が見込まれている」と明かした。

 エリザベス・トラス(Elizabeth Truss)英国際貿易相と茂木敏充(Toshimitsu Motegi)外相は11日、ビデオ会議で協議し、包括的経済連携協定を結ぶことで大筋合意に達した。

 この協定は、昨年発効したEUと日本間の広範な貿易協定を基礎としているが、同協定は今年12月31日をもって、英国には適用されなくなる。

 英国は今年1月にEUから離脱したものの、年末まで移行期間を設けることに合意している。現在は既存のものと同様の協定、または新協定を年内に締結するため、交渉を急いでいる。

 トラス氏は「ブレグジット後初の主要な貿易協定であり、これは英日両国にとって歴史的な瞬間だ」と歓迎。さらに、新協定は英国が環太平洋連携協定(TPP)に加盟するための「重要な一歩」だと述べた。

 英国とEU間の将来的な貿易協定に関する協議は難航し、行き詰まっている。英国は今週、昨年合意した拘束力のある離脱協定違反に当たるブレグジット関連法案を提示しており、これを受けてEU側は10日、法的措置を講じる可能性もあると警告した。(c)AFP