【9月12日 CGTN Japanese】近年、バリアフリー映画の登場により、ますます多くの視覚障害者が映画館に足を運び、映画を聴きに行くことが増えています。第15回中国長春映画祭の開催期間中、「光明映画館」公益プロジェクトが7日に吉林省(Jilin)で正式に設立されました。バリアフリー映画が現地で常態化して上映されることとなります。

 バリアフリー映画は、視覚障害者のために映画のナレーションやセリフの合間に画面解説を加えています。1本の映画のバリアフリー版の製作には通常3人で約1カ月かかるとのことです。これまで、「光明映画館」は300万人の視覚障害者にサービスを提供してきました。

 また、バリアフリー映画には、聴覚障害者のための手話版もあります。今後1年間、吉林省長春市(Changchun)では5つの映画館で、障害者向けに毎月1~2回バリアフリー映画を無料で上映するとのことです。 (c)CGTN Japanese/AFPBB News