【9月9日 AFP】イタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)に所属していた左SBアレクサンダル・コラロフ(Aleksandar Kolarov)がインテル(Inter Milan)に移籍したと、両クラブが8日に発表した。

 7シーズンを過ごしたイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)で2度のリーグ制覇を果たしたコラロフは、ローマで3年間プレーした。

 ローマは「34歳のコラロフは、最初に150万ユーロ(約1億9000万円)が支払われる移籍金でネラッズーリ(インテルの愛称)に渡った」と発表した。

「今回の移籍には、コラロフと獲得クラブの双方によって達成されるさまざまな目標に応じて、最大で計50万ユーロ(約6250万円)にもなり得るいくつかのボーナスが含まれる」

 セルビア代表として92試合に出場しているベテランDFのコラロフは、アントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督が率いるインテルで、21歳のアレッサンドロ・バストーニ(Alessandro Bastoni)と先発の座を争う見通し。

 昨季のリーグ戦で2位に終わり、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2019-20)でも決勝でセビージャFC(Sevilla FC)に敗れ準優勝に終わったインテルはこの夏、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)から右SBのアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)を補強。また、カリアリ(Cagliari Calcio)とイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)からそれぞれローンで加入していたニコロ・バレッラ(Nicolo Barella)とアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)を完全移籍で獲得している。(c)AFP