副大統領の車列に自爆攻撃6人死亡、12人負傷 アフガニスタン
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【9月9日 AFP】(更新)アフガニスタンの首都カブール中心部で9日、アムルッラー・サレー(Amrullah Saleh)第1副大統領の車列を狙った自爆攻撃があり、少なくとも6人が死亡、12人が負傷したと、当局が明らかにした。サレー氏も軽傷を負った。
サレー氏は、二人いる副大統領の一人。同氏は攻撃を受けた後にフェイスブック(Facebook)に、「私は元気だが、護衛が何人か負傷した。私も、一緒に車内にいた息子も元気だ」「顔と手にやけどを負った。爆発は強かった」と投稿した。
保健省のアクマル・サムスール(Akmal Samsoor)報道官はAFPに対し、6人が死亡した他、負傷者12人がカブールの病院に搬送されたと述べた。
匿名を条件に取材に応じたサレー氏の側近はAFPに対し、サレー氏が自宅を離れて仕事に向かう途中、自爆犯が同氏の車列を狙ったと述べた。
アフガン政府とアフガンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は近々、カタールの首都ドーハで和平協議を開始する予定。
公然とタリバン批判を繰り広げるサレー氏は、昨年の大統領選前にも自爆攻撃を受けている。(c)AFP