【9月9日 Xinhua News】中国広東省(Guangdong)の珠江口中華白イルカ(ピンクイルカ)国家級自然保護区管理局が4日午前、定期パトロールと資源観測を行い、香港と珠海(Zhuhai)、マカオ(Macau)を結ぶ港珠澳大橋の「中国結び」をモチーフにした主塔付近の海域の北側でピンクイルカの大群を確認した。また、複数のピンクイルカが橋脚の間を抜けて同大橋の南側の海域へ泳ぎ去る姿も観測された。

 ピンクイルカは国家1級保護動物で、亜熱帯の海区の河口域や海水と淡水が混ざる汽水域に好んで生息する。珠江河口に生息するピンクイルカの群れは主に、伶仃洋(れいていよう)や万山諸島、香港南西部の水域に分布している。(c)Xinhua News/AFPBB News