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【9月9日 AFP】英製薬大手アストラゼネカ(AstraZeneca)は8日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンのランダム化臨床試験に参加したボランティア1人に原因不明の症状が出たことを受けて、臨床試験を「自発的に中断」したと発表した。

 アストラゼネカの広報は、「独立委員会による安全データの調査を可能にするため、ワクチン投与を自発的に中断した」と述べた。

 同社によると、こうした中断は「臨床試験中に原因不明の症状が起きる可能性がみられた場合に、試験の完全性を確保するために取られる所定の措置であり、現在調査を行っている」という。

 一方、大規模な臨床試験では偶発的な症状がみられることもあるが独立した調査が必要だと強調した上で、「試験のスケジュールに対する影響を最小限に抑えられるよう、わが社では単一事象の調査の迅速化に努めている」と述べた。

 症状が出たとされる被験者の所在や、症状の性質および重症度については現在のところ明らかにされていない。

 映像は今月2日に学術医療センターUW HEALTHの最高品質責任者がアストラゼネカのワクチンを投与した時の様子。同センターが9日提供。(c)AFP