【9月9日 AFP】サッカーイングランド代表のFWメイソン・グリーンウッド(Mason Greenwood)が8日、アイスランド遠征中に新型コロナウイルスのガイドラインに違反したことで迷惑をかけたとして謝罪した。

 イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属する18歳のグリーンウッドは、マンチェスター・シティ(Manchester City)のフィル・フォーデン(Phil Foden)と共に、同日に予定されていたUEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2020-21)のデンマーク戦に向けた代表チームから追放されるという結果になった今回の出来事を戒めにすると述べた。

 イングランドのギャレス・サウスゲイト(Gareth Southgate)監督は、違反の詳細についてのコメントを控えたが、両選手は衛生面で安全なバブル環境を抜け出し、2人の地元女性に会っていたと報じられている。

 グリーンウッドとフォーデンには、アイスランド・レイキャビク警察からそれぞれ25万クローナ(約19万円)の罰金が科されており、イングランドサッカー協会(FA)も詳細な調査を始めると明かしている。

 グリーンウッドは発表文の中で「今回の件を省みる機会を得た今は、自分のせいで迷惑をかけてしまったことを皆さんに謝ることしかできない」と記した。

「選手やスタッフ、世間の人々を守るために導入されている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のプロトコルに違反したのは無責任だった」「特に、僕のことをとても信頼してくれていたときにその期待を裏切ってしまったギャレス・サウスゲイト監督に謝罪したい」

 一方、20歳のフォーデンも7日、SNSに謝罪のメッセージを投稿し、「貴重な教訓」から学びたいと述べた。(c)AFP