【9月9日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間8日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は89万3524人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2738万7170人の感染が確認され、少なくとも1811万5200人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 7日には世界全体で新たに3816人の死亡と23万6135人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1133人。次いでブラジル(310人)、米国(299人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに18万9221人が死亡、630万1451人が感染し、少なくとも233万3551人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は12万6960人、感染者数は414万7794人。以降はインド(死者7万2775人、感染者428万422人)、メキシコ(死者6万7781人、感染者63万7509人)、英国(死者4万1554人、感染者35万100人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの91人。次いでベルギー(85人)、スペイン(63人)、英国(61人)、チリ(61人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5144人、回復者数は8万335人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が29万8051人(感染785万7073人)、欧州が21万8879人(感染425万3629人)、米国・カナダが19万8405人(感染643万3578人)、アジアが10万7382人(感染590万9201人)、中東が3万8499人(感染159万5154人)、アフリカが3万1489人(感染130万8469人)、オセアニアが819人(感染3万68人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP