【9月8日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)の男子シングルス4回戦で、女性線審にボールを打ち込んでしまい失格処分となったノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は7日、インターネット上で批判されているこのラインパーソンを「支え、気遣う」ようファンに求めた。

 ジョコビッチが怒りに任せて打ったボールが喉を直撃したこの線審について、世界1位の同選手は「何も悪いことはしていない」と述べた。

 SNS上では、コートに倒れ、喉にダメージを受けた様子のラインパーソンが大げさに痛がっているという批判の声もあった。

 33歳のジョコビッチはツイッター(Twitter)に「昨夜、あのボールが当たった線審も、われわれのコミュニティーのサポートを必要としていることも覚えていてほしい」と投稿した。

「彼女は何も悪いことはしていない。この期間、皆さんには特に彼女を支え、気遣ってほしい」 (c)AFP