【9月8日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2020)は7日、女子シングルス4回戦が行われ、大会第3シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は6-3、6-7(6-8)、6-3で第15シードのマリア・サッカリ(Maria Sakkari、ギリシャ)を退け、準々決勝進出を決めた。

 2時間28分にも及んだフルセットの一戦を苦しみながらも制したセレーナは、アーサー・アッシュ・スタジアム(Arthur Ashe Stadium)ではこれが通算100勝目となった。

 四大大会(グランドスラム)通算53回目の8強入りを決めたセレーナは、次戦でツベタナ・ピロンコバ(Tsvetana Pironkova、ブルガリア)と対戦する。出産を経て3年ぶりの復帰戦に臨んでいるピロンコバは、6-4、6-7(5-7)、6-3でアリーゼ・コルネ(Alize Cornet、フランス)を下して勝ち上がりを決めた。

 一方、全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2020)女王で第2シードのソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)は、第16シードのエリーゼ・メルテンス(Elise Mertens、ベルギー)に3-6、3-6で完敗し、大会から姿を消した。

 勝ったメルテンスは準々決勝で、ノーシードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)との対戦が決定。アザレンカは1セット目を落としながらも5-7、6-1、6-4で第20シードのカロリーナ・ムチョバ(Karolina Muchova、チェコ)から逆転勝利を挙げた。(c)AFP