【9月8日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)は5日、生態管理のためタリム川下流への送水を開始した。中国最長の内陸河川・タリム川下流への送水実施は2000年以来21回目となる。

 同自治区タリム川流域管理局によると、21回目の送水は貫通方式を採用し、3億5千万立方メートルの送水を計画。これにより下流域の生態管理は一層強化される見込み。

 同自治区は2000年以来、大西海子ダムから20回にわたり累計81億6千万立方メートルの送水を実施してきた。継続的な送水は下流の環境悪化を効果的に緩和し、対象地域の地下水位上昇、地下水の水質改善を実現、下流域の動植物の種類や数量は増加し、環境は大きく改善された。(c)Xinhua News/AFPBB News