【9月8日 AFP】UEFAネーションズリーグ(UEFA Nations League 2020-21)は7日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ1では、2年間無敗を続けるイタリアがニコロ・バレッラ(Nicolo Barella)のゴールでオランダに1-0で勝利し、首位に立った。

 ロベルト・マンチーニ(Roberto Mancini)監督率いるイタリアは、4日の初戦でボスニア・ヘルツェゴビナと1-1で引き分け連勝が11で止まったが、前半アディショナルタイムにインテル(Inter Milan)に所属するMFバレッラのヘディングが決まり、敵地アムステルダムでオランダを下した。

 しかしイタリアは、前半にニコロ・ザニオーロ(Nicolo Zaniolo)が膝を負傷して途中交代。ASローマ(AS Roma)でプレーするザニオーロは、膝前十字靱帯(じんたい)の断裂から復帰したばかりだった。  

 グループ1のもう1試合では、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)の不在が続くポーランドが、敵地ゼニツァ(Zenica)でボスニア・ヘルツェゴビナを2-1で下し、今大会初勝利を挙げている。

 また、リーグBのグループ1では、アーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が2得点を挙げるなど、ノルウェーが5-1で北アイルランドに快勝した。

 初戦でオーストリアに1-2で敗れたノルウェーは、アウェーのベルファストでドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)に所属するハーランドが躍動した。

 モハメド・エルユヌシ(Mohamed Elyounoussi)のゴールで先制したノルウェーは、パディ・マクネア(Paddy McNair)に同点とされたものの、オーストリア戦で代表初ゴールを記録したハーランドがペナルティーエリアの外から決めて再びリードした。

 その後アレクサンダー・ソーロート(Alexander Sorloth)が2得点をマークしたノルウェーは、さらにソーロートの2点目をアシストしたハーランドの見事なフィニッシュでゴールラッシュを締めくくった。(c)AFP/Martyn WOOD