【9月8日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間7日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は88万9498人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2717万2460人の感染が確認され、少なくとも1789万2800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 6日には世界全体で新たに7726人の死亡と23万852人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1016人。次いでブラジル(447人)、米国(408人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに18万8941人が死亡、627万7847人が感染し、少なくとも231万5995人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は12万6650人、感染者数は413万7521人。以降はインド(死者7万1642人、感染者420万4613人)、メキシコ(死者6万7558人、感染者63万4023人)、英国(死者4万1551人、感染者34万7152人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの90人。次いでベルギー(85人)、スペイン(63人)、英国(61人)、チリ(61人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5134人、回復者数は8万320人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が29万6629人(感染782万6125人)、欧州が21万8369人(感染420万2048人)、米国・カナダが19万8124人(感染640万9734人)、アジアが10万6036人(感染582万1906人)、中東が3万8217人(感染158万1175人)、アフリカが3万1312人(感染130万1477人)、オセアニアが811人(感染3万2人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP