【9月7日 Xinhua News】中国貴州省(Guizhou)貴陽市(Guiyang)の文化施設、貴陽孔学堂芸文館でこのほど、「浮華塵世-北京春秋版画博物館コレクション・日本の浮世絵精品展」が開幕した。日本江戸時代の庶民の日常生活や風景、芝居などを描いた彩色木版画作品120点余りが展示され、多くの市民が鑑賞に訪れている。

 今回の浮世絵精品展では、北京の春秋版画博物館が1990年代から収集している作品を展示する。収集家で同館館長の趙堂偉(Zhao Tangwei)氏は開幕式で、今回は喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重の御三家をはじめ、東洲斎写楽、豊原国周、渓斎英泉ら、日本浮世絵史の各時期を代表する絵師20人余りの作品を集めたと紹介した。

 会期は15日まで。(c)Xinhua News/AFPBB News