【9月8日 Xinhua News】中国北京市で5日開催された2020国際教育サービス貿易フォーラムで、同市で学習する外国人留学生が延べ11万人近くに上ることが明らかになった。北京市はここ数年、教育の対外開放を絶えず拡大し、留学環境の改善を進めており、今ではアジア太平洋地区の重要な留学先の一つとなっている。

 同フォーラムは2020年中国国際サービス貿易交易会のテーマ別フォーラムの一つとして開かれた。交易会で教育をテーマとした専門フォーラムが設けられたのは今回が初めて。出席者は「グローバル化の背景下での国際教育サービス貿易の発展動向とポストコロナの世界における教育発展の新たなチャンスの探求」をテーマに議論を交わした。教育テーマ展と国際教育サービス貿易フォーラムも同時開催された。

 同市では、海外へ留学する学生の数も年々増加している。外国の教育機関と合同で運営する学校やプロジェクトは150件に達し、各層、各種の学校の国際化レベルも著しく向上した。

 教育分野の国際交流もますます盛んになっている。同市で海外と交流関係を持つ学校は2700校近くに上り、教員と学生による友好交流の相互訪問もますます増えている。同市の教育関連部門で教える外国籍教師の数も5千人余りに達した。(c)Xinhua News/AFPBB News