【9月7日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間6日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は88万396人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2694万7550人の感染が確認され、少なくとも1770万9800人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 5日には世界全体で新たに5171人の死亡と26万8142人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのはインドの1065人。次いで米国(805人)、ブラジル(682人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに18万8540人が死亡、624万6162人が感染し、少なくとも230万2187人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は12万6203人、感染者数は412万3000人。以降はインド(死者7万626人、感染者411万3811人)、メキシコ(死者6万7326人、感染者62万9409人)、英国(死者4万1549人、感染者34万4164人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの90人。次いでベルギー(85人)、スペイン(63人)、英国(61人)、チリ(60人)となっている。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が28万9874人(感染777万8905人)、欧州が21万8117人(感染417万4404人)、米国・カナダが19万7723人(感染637万7631人)、アジアが10万4864人(感染572万4057人)、中東が3万7929人(感染156万8507人)、アフリカが3万1087人(感染129万4106人)、オセアニアが802人(感染2万9945人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP