【9月6日 AFP】プラハ・ハーフマラソン(Prague Half Marathon 2020)が5日、チェコ・プラハで行われ、ペレス・ジェプチルチル(Peres Jepchirchir、ケニア)が1時間5分34秒で優勝を飾り、女性単独ハーフマラソンでの世界新記録を樹立した。

 ジェプチルチルは7キロすぎに集団から抜け出し、そのままフィニッシュまで独走。2018年にネサネット・グデタ(Netsanet Gudeta、エチオピア)がマークした、1時間6分11秒という従来の記録を更新した。

 2016年に世界ハーフマラソンを制したジェプチルチルは「1時間4分50秒で走ることを考えていたけれど、とてもうれしい」「単独で走るのは難しい。ペースメーカーがいたら64(分)で走れていた」と語った。

 今回の記録は、今年2月に男女混合レースでアバベル・イェシャネー(Ababel Yeshaneh、エチオピア)が残した1時間4分31秒の世界記録からは1分以上差がある。

 一方男子のレースでは、キビウォット・カンディエ(Kibiwott Kandie、ケニア)が、こちらも独走の末に今季の世界最速タイムとなる58分38秒で優勝している。

 レースは、同市内にある公園の一周1.3キロの周回コースで行われた。(c)AFP