希少な野生動物の密猟事件に判決 江蘇省
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【9月5日 Xinhua News】中国江蘇省(Jiangsu)淮安市(Huai'an)盱眙県(Xuyi)人民法院(裁判所)洪沢湖流域環境資源法廷で3日、2市にまたがる希少・絶滅危惧野生動物の密猟事件の公判が行われ、判決が下された。被告の許と王に、国家1級重点保護野生動物に指定されているシカ科の動物、キバノロ密猟の罪で、それぞれ懲役11年6カ月、罰金10万元(1元=約15円)と、懲役7年、罰金5万元が言い渡された。
法廷の審理によると、昨年9月、許被告はキバノロが中国で狩猟禁止の野生動物であることを知りながら、王被告と共に何度も車を運転して同省南京市(Nanjing)浦口区内の各地に赴き、ウサギ、アジアアナグマなどと共に密猟していた。事件発生後、両被告は警察機関に出頭していた。(c)Xinhua News/AFPBB News