【9月5日 AFP】米大リーグ(MLB)、シカゴ・カブス(Chicago Cubs)のダルビッシュ有(Yu Darvish)は4日、ホームでのセントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)戦に先発登板し、7回1安打1失点11奪三振の見事な投球を見せ、今季7勝目(1敗)を挙げた。

 自らキャリア最高の投球をしているというダルビッシュは、カージナルス打線を圧倒。6回に先頭のマット・カーペンター(Matt Carpenter)に右越え本塁打を浴びるまでは打者15人を完全に封じ込めた。

 結局ダルビッシュが許した安打はこの1本のみで、四球もゼロ。先発した7試合連続で1失点以内に抑えた。また、今季カージナルス戦では計13回を投げて2失点に抑え込み、2勝を挙げている。

 カブスを率いるデビッド・ロス(David Ross)監督は、「ストライクゾーンにおける彼の変化球の動かし方は、今まで見てきた中でもベストの一つだ」と称賛。過去のシーズンと今季の出来の比較を求められたダルビッシュ本人も、「3倍良い」と語った。

 首位を走るカブスは、ウィルソン・コントレラス(Willson Contreras)が一人で全4打点をたたき出し、4-1で勝利。同じナ・リーグ中地区のカージナルスとミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)とのゲーム差を4.5に広げた。(c)AFP