【9月6日 CGTN Japanese】河南省(Henan)鄭州中級人民法院(地方裁判所)第12法廷は2日、従来とは異なる法廷審査を行いました。現場には裁判長、その他の判事、書記しかおらず、当事者と弁護士の姿はありません。目を引くのは、法廷内にある大型スクリーンで、当事者双方の代理人が映っています。これまでのネット法廷審理と異なり、5G技術を採用したことで画面が遅延したり不安定になる現象はほとんど発生しませんでした。

 説明によれば、この案件は比較簡単な部類に属し、原告と被告はこのような形式での審理に同意しました。5Gバーチャル法廷は当事者双方の移動の苦労が省かれるだけでなく、裁判官は高解像度カメラを通じて「出廷者」の微妙な表情を正確かつ迅速に捉えることができます。紙質の証拠が提出された場合、裁判官は高解像度の画面を通じて、さらに確認しやすいとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News