【9月4日 Xinhua News】中国政府が国外で設立した最初の全日制の公立中国人学校「ドバイ中国学校(CSD)」が1日、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開校した。

 非営利団体のCSDは、小学校から高校まで12年間の基礎教育を行い、児童・生徒800人の受け入れを予定している。開校日には約200人の児童が入学した。開校式にはドバイ危機災害管理最高委員会のムハンマド・ビン・ラシド・マクトム議長がドバイ首長の代理として出席し、同校の開設を歓迎した。

 中国の李旭航(Li Xuhang)駐ドバイ総領事は同校について「ドバイ在住の華人子弟に質の高い中国の基礎教育を提供する」とし、中国の教育のグローバル化をリードしていく考えを示した。

 同校は中国の教育課程に加え、アラビア語やイスラム学、道徳教育、UAEの教育課程に基づく科目も教える。(c)Xinhua News/AFPBB News