【9月4日 AFP】スリランカ東岸沖を航行していた大型タンカーで3日、火災が発生し、ロシアとインドの軍艦が消火活動のため派遣された。スリランカ海軍が明らかにした。

 火災が起きたのはパナマ船籍の大型タンカー「ニューダイヤモンド(New Diamond)」。原油27万トンとディーゼル燃料1700トンを積載し、クウェートからインドのパラディプ(Paradip)港に向かっていた。

 海軍のインディカ・デシルバ(Indika de Silva)報道官によると、エンジン室で爆発が発生し、3日に救難信号が発信された。

 乗組員はフィリピン人18人、ギリシャ人5人の計23人。海軍によると、1人が行方不明となり、1人が負傷。不明者以外は全員救助された。

 デシルバ氏はAFPに対し「インドの沿岸警備隊と海軍の船舶各1隻が消火活動に当たっている」と説明。火災は甲板の一部にまで広がっていると述べた。今のところ、原油が漏出する恐れはないという。

 補給のためスリランカ南部ハンバントタ(Hambantota)港に寄港していたロシアの戦艦2隻も現在、救助活動支援のため現場付近に向かっている。スリランカの隣国インドも、海軍の船舶3隻、沿岸警備隊の船舶2隻、航空偵察隊を派遣した。

 映像は3日撮影、スリランカ海軍提供。(c)AFP