【9月4日 AFP】ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン(North Rhine-Westphalia)州で3日、子ども5人を殺害した疑いのある母親(27)が線路に飛び込み自殺を図り重傷を負った。警察が明らかにした。子どもたちの遺体は自宅アパートで発見された。

 警察はAFPに対し、同州ゾーリンゲン(Solingen)のアパートで、1歳、2歳、3歳の女児と、6歳、8歳の男児の遺体が見つかり、「現時点では、母親が事件に関与した疑いがあるとみている」と明らかにした。

 母親は自宅からおよそ35キロ離れたデュッセルドルフ(Duesseldorf)で線路に飛び込んで自殺を図り、重傷を負った。

 もう一人の子ども、男児(11)は無事で、現在家族の保護下にある。警察が事件の捜査を進めている。(c)AFP/Leon KUEGELER with Femke COLBORNE in Berlin