LA国際空港に謎のジェットパック、着陸のパイロットら目撃
このニュースをシェア
【9月2日 AFP】米カリフォルニア州ロサンゼルスで先週末、複数の旅客機のパイロットが、ジェットパック(噴射式飛行装置)を背負って横を飛んでいく人を飛行中に目撃したと報告した。米連邦捜査局(FBI)は1日、この件について調査を開始したと発表した。
FBIによると、報告があったのは8月30日の夜。ロサンゼルス国際空港(Los Angeles International Airport)へ着陸しようとしていた少なくとも2機のパイロットが、ジェットパックで飛行する何者かがルート上に進入してきたと報告した。
1人目のパイロットによると、目撃時の飛行高度は約900メートルで、進行方向左側、300ヤード(約275メートル)ほど離れた位置に見えたという。
2人目の別の航空会社のパイロットは、「ジェットパックを背負った男性が、われわれの横を通り過ぎていくのを目撃した」と述べた。これを聞いた管制官の一人は「こんなことがあるのはLA(ロサンゼルス)だけだ」と言ったという。米連邦航空局(FAA)も調査に着手した。
航空専門家らは現地メディアに対し、いたずら行為だと思われるが、旅客機のエンジンにジェットパックが吸い込まれたり旅客機に衝突したりすれば大惨事となった可能性もあるとして懸念を表明した。(c)AFP