【9月2日 Xinhua News】中国国家インターネット情報弁公室はこのほど、ネット上のデマや詐欺などの有害情報を瞬時に識別し、通報する機能を備えたモバイルアプリとミニプログラムをリリースした。

 ミニプログラムは中国IT大手、騰訊控股(テンセント、Tencent)の通信アプリ「微信(ウィーチャット、WeChat)」や電子商取引(EC)大手アリババグループの「支付宝(アリペイ、Alipay)」、インターネット検索大手「百度(バイドゥ、Baidu)」、ニュースアプリ「今日頭条」など複数のプラットフォームで一斉にリリースされた。アプリは各アプリストアから入手できる。

 2018年8月に同弁公室の違法・不良情報通報センターが開設したプラットフォームには、これまでにネット上のデマに関する通報が3万件以上あった。今回新たにアプリとミニプログラムをリリースしたことで、デマに関する情報をリアルタイムで検証し、通報することが可能になる。(c)Xinhua News/AFPBB News