【9月6日 CGTN Japanese】ジャイアントパンダの飼育管理に関する科学研究水準の向上に伴い、ジャイアントパンダの寿命も絶えず延びています。最新の研究成果によりますと、飼育されるジャイアントパンダの平均寿命は25歳から35歳に延び、最高齢のパンダは38歳になっているということです。

 四川(Sichuan)省都江堰(Dujiangyan)市にあるジャイアントパンダ保護研究センター青城山(Qingchengshan)基地には、高齢のジャイアントパンダが20頭以上います。年を取るとパンダも人間と同じように、高血圧や白内障、歯の欠損などを患います。

 ジャイアントパンダ保護研究センターの機能区分によれば、青城山基地には高齢パンダの介護に関する科学研究を行う責務があります。ここでは、ジャイアントパンダ専門の疾病研究部門や予防・抑制部門が設けられているほか、高齢パンダの歯の欠損を考慮した上で、餌を細かく切るなどの工夫をしています。また、生活環境に対する消毒回数を増やし、24時間体制の医療チームを手配しているということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News