【9月1日 AFP】2020-21シーズンのスペイン1部リーグの試合日程が31日に発表され、FCバルセロナ(FC Barcelona)とレアル・マドリード(Real Madrid)による伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clasico)」が10月25日に行われることになった。

 今季最初のクラシコは、バルセロナの本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)で開催される予定。また、連覇を狙うレアル・マドリード(Real Madrid)は来年4月11日、本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)にバルセロナを迎える。

 この夏、強行的にバルセロナを退団しようとしているメッシは、現在クラブと対決する姿勢を見せており、練習への参加を拒否している。そのため、同選手が両試合に出場するかは不明なままとなっている。

 第1節ではレアルがヘタフェ(Getafe CF)と、バルセロナはエルチェ(Elche CF)と対戦するが、8月に終了したばかりの欧州カップ戦に出場していたチームがより長いオフを取れるようにするため、両試合は日程が変更されることになった。

 また、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)がセビージャFC(Sevilla FC)をホームに迎える同節の試合も延期が決まった。

 そのため、レアルは19日か20日に行われるレアル・ソシエダ(Real Sociedad)とのアウェーゲームが初戦となり、バルセロナは26日か27日に行われるビジャレアル(Villarreal CF)とのホームゲームが最初の試合となる。

 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の影響を減らすことを目的とした医療面の厳格な規則の下、同リーグでは今季も全試合が無観客で行われる。

 2019-20シーズンが7月19日に閉幕したばかりの同リーグだが、わずか8週間後の9月12日には新シーズンの開幕を迎えることになっている。(c)AFP