【8月31日 AFP】フランス・リーグ1のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を率いるアンドレ・ビラス・ボアス(Andre Villas-Boas)監督は30日、日本代表DF長友佑都(Yuto Nagatomo)がフリー移籍で加わる見通しだと明かした。

 この日、チームのリーグ開幕戦でスタッド・ブレスト(Stade Brestois 29)を3-2で下したビラス・ボアス監督は、仏テレビ局TF1のスポーツ番組「Telefoot」に対し、「彼はきょう(日曜日)マルセイユに到着した。あすには検査を受ける。すべてがうまく進むことを願っている」とコメントした。

「われわれは経験ある選手を求めていた。彼はこの2年半、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)で12試合に出場し、キャプテンを務めた経験もある。控室のリーダーでもあり、数か国語を話す」

 来月に34歳を迎える長友は、新天地で同じ日本代表DFの酒井宏樹(Hiroki Sakai)とチームメートになり、クラブが契約延長を希望しているDFジョルダン・アマヴィ(Jordan Amavi)の控えになるとみられている。

 イタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)で7シーズンを過ごし、2018年の年始にトルコ1部リーグのガラタサライ(Galatasaray)に移籍した長友は、日本代表としても122試合でプレーしており、W杯(World Cup)でも直近3大会に出場している。(c)AFP