【8月31日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間30日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は84万3149人に増加した。

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 中国で昨年12月末に新型ウイルスが最初に発生して以降、これまでに196の国・地域で少なくとも2505万5620人の感染が確認され、少なくとも1617万8500人が回復した。

 この統計は、各地のAFP支局が各国当局から収集したデータと世界保健機関(WHO)からの情報に基づいたもので、実際の感染者はこれよりも多いとみられる。多くの国では、症状がある人や重症患者にのみ検査を実施している。

 29日には世界全体で新たに5488人の死亡と26万9020人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1014人。次いでインド(948人)、ブラジル(758人)となっている。

 最も被害が大きい米国では、これまでに18万2785人が死亡、596万1884人が感染し、少なくとも214万614人が回復した。

 次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は12万262人、感染者数は384万6153人。以降はメキシコ(死者6万3819人、感染者59万1712人)、インド(死者6万3498人、感染者354万2733人)、英国(死者4万1498人、感染者33万2752人)となっている。

 人口10万人当たりの死者数が最も多いのはペルーの87人。次いでベルギー(85人)、スペイン(62人)、英国(61人)、イタリア(59人)となっている。

 香港とマカオ(Macau)を除く中国本土で発表された死者数は4634人、感染者数は8万5153人、回復者数は8万153人。

 地域別の死者数は、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が27万3913人(感染722万3526人)、欧州が21万5150人(感染392万1781人)、米国・カナダが19万1935人(感染608万9553人)、アジアが9万6020人(感染507万1366人)、中東が3万6062人(感染148万1355人)、アフリカが2万9417人(感染123万9106人)、オセアニアが652人(感染2万8938人)となっている。

 各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP