【8月29日 Xinhua News】中国福建省(Fujian)竜岩市(Longyan)で建設中の竜岩大橋が27日未明、主塔の回転架設工事を行い、総重量2万3600トンの主塔と主桁が、反時計回りに21度、正確に旋回を終えた。同橋の回転架設工事は、4月10日に主塔が69度旋回した工事に次いで2度目。一基の橋梁を2度旋回させる工法は、世界の回転架設工法分野の先駆けとなった。

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 同橋は2本の鉄道線路をまたぐ形で架設され、橋の下を通過する列車は1日約120本に上る。回転架設工法を採用することで、鉄道の運行に与える影響を抑えられた。

 今回の工事に使用したボールベアリングの設計耐荷重は最大2万5千トン、これはエッフェル塔2・5個分の重量に相当する。(c)Xinhua News/AFPBB News